コレスゴ!の特徴1
(他の次亜塩素酸系除菌剤との比較)
項目 | コレスゴ! | 次亜塩素酸水 | 次亜塩素酸ナトリウム水 |
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効果をもたらす |
ジクロロイソシアヌル酸 |
次亜塩素酸ナトリウム、 希塩酸等 |
次亜塩素酸ナトリウム |
生成方法 |
粉末・顆粒分包の薬剤を、 |
次亜塩素酸ナトリウムを、 pH調整剤を滴下。 |
次亜塩素酸ナトリウムを、
|
水溶液のpH |
弱酸性 pH6.5~ 中性 pH7.0 |
弱酸性 pH5.0~6.5 (メーカーによる) |
アルカリ性 pH9~10 (希釈倍率による) |
使用時塩素濃度 |
10ppm~200ppm |
10ppm~250ppm |
200ppm~1,000ppm |
次亜塩素酸 |
80%~90% |
90%以上 |
3.5%以下 |
除菌力の元 |
次亜塩素酸(HClO) |
次亜塩素酸(HClO) |
次亜塩素酸 |
除菌力 |
非常に強い |
非常に強い |
比較的弱い |
品質 |
粉末・顆粒分包で提供されるため、開封前には、品質劣化がない。 水に溶解後は、遊離有効塩素の自然崩壊が進む。 |
製造直後から、遊離有効塩素の自然崩壊が進行。 流通過程での劣化懸念。 自然崩壊→溶液酸性化→塩素の更なる崩壊で、スパイラル的に劣化が増幅進行。 |
製造直後から、有効塩素の自然崩壊が進行するが、アルカリ性であるため、劣化速度は遅い。 |
使用上の利便性 |
薬剤が分包されているため、溶解水量と使用分包数量により、容易に、必要な有効塩素濃度の水溶液を、正確に生成できる。 有効塩素濃度の上下に関わらず、pHが一定。 |
200ppm程度の濃度で流通しており、必要に応じて、希釈する必要がある。希釈時に、既に塩素濃度の崩壊が進んでいるので、正確な塩素濃度が計算できない。 希釈により、pHが影響を受ける。(中性に近づき、効果が低減。) 溶液で販売されるため、有効塩素濃度の濃縮はできない。 |
原液は、3%~12%の濃度で流通。温度・紫外線等の影響で、容易に塩素の崩壊が進む。 希釈時に、既に塩素濃度の崩壊が進んでいるので、正確な塩素濃度が計算できない。 |
運送・保管 |
PPカプセル、又は二重PPフィルムによる分包。 塩素濃度50ppmとする場合、30ℓ分が92g(外装箱含む)。 運送・保管に至便。 |
200ppm程度の濃縮溶液で供給されるが、ほとんどは、水を運搬。 運搬・保管コストが高い。 |
原液は、3%~12%の濃度で流通するため、容易に塩素の自然崩壊が進む。 その対策として、冷暗所での保管管理が必須。 運搬・保管コストが高い。 |
コレスゴ!の特徴2
(アルコール系除菌剤・オゾン水との比較)
項目 | コレスゴ! | アルコール系除菌剤 | オゾン水 |
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効果をもたらす |
ジクロロイソシアヌル酸 |
消毒用エタノール |
オゾンガス |
生成方法 |
粉末・顆粒包の薬剤を、 清浄水で溶解 |
エタノールに精製水を 添加 |
バブリング(オゾン気泡を水中に放出) |
使用時濃度 |
遊離有効塩素濃度 10ppm~200ppm |
アルコール分 75%~85% |
オゾン濃度 3mg/ℓ~10mg/ℓ |
除菌力と除菌可能 菌種 |
次亜塩素酸(HClO)の酸化作用により、非常に強い除菌力がある。 病原性細菌は元より、エンベロープ(脂質膜)を持たない強靭なウイルスも除菌できる。 |
アルコールの疎水性により細菌の細胞膜を破壊。 病原性細菌は除菌できるが、エンベロープ(脂質膜)を持たない強いウイルスには効果が無い。 |
オゾンの強い酸化作用により、幅広い菌種・ウイルス類に効果がある。 但し、一部の強い菌種に対しては、8mg/ℓ程度の高濃度オゾンが必要となる。 |
安全性 |
有機物と反応して、無害な有機塩類に変わる。 通常使用濃度(200ppm以下)では、殆ど毒性の影響はない。 |
経口毒性は高くないが、皮膚刺激がある。 引火性があるため、空中噴霧による使用はできない。 |
低濃度でも、オゾンがガス化して、急性・慢性の中毒症状が出るリスクがある。(10ppm以上では、ガスマスクが必要。) 消毒においては有機塩類を生成せず、残留性は無い。 |